そらのヘッド
組み立て・仕上げ方法

①用意する物
・ヘッド・蓋・ネオジム磁石x2(全てキット同梱)
  ・耐水サンドペーパー600番・ゼリー状瞬間接着剤・半丸金やすり
 
 ②ヘッドにはサポートを撤去した痕の凸凹と
積層痕(UVレジンを出力した際にできる木の年輪のような痕)
があるので平滑になるように処理します。
 
 ③平らな場所に耐水サンドペーパー600番を敷き
ヘッドの上部を軽く押しつけてこすり、平らに削ります。
 
 ④削りすぎないように。全体が平らになる程度でOK。
 
 ⑤蓋は接合フックとガイドの出っ張りがあるので
半丸金やすりで仕上げます。削りすぎないように
軽い力で少しずつ削るのがコツです。
 
⑥蓋の接合フックをヘッドのくぼみに入れ、後ろ側を合わせます。
個体差に対応する為若干きつめになっています。
蓋が入りにくい場合は削って調整を行います。
 
⑦写真のやすりが当たっている部分を少しずつ
削って調整して下さい。やすりを使っていますが
デザインナイフを使った方がやりやすいです。
 
 
⑧蓋の加工が終わったら磁石を取り付けます。ヘッド側の穴に
ゼリー状瞬間接着剤を数滴塗布します。多すぎると磁石を
入れた時あふれるので、底が埋まる程度の量で。 
 
 ⑨磁石を取り付けます。
 
 ⑩蓋側も同じ要領で接着します。この時磁石の向きに注意します。
⑨の写真で二つの磁石をくっつけているのは向きを確認する為です。
磁石には「向き」があり、正しい向きでないと反発し合い
吸着できなくなります。
 
 ⑪磁石の取り付けが終わったら積層痕の処理をします。
大きな積層痕は後ろ側に出るように設定しているので、
前面の細かな積層痕をスポンジやすりで、後ろ側は
耐水サンドペーパーで仕上げると、あまり労力が
かからず美しく仕上がります。
 
お疲れ様でした!
中性洗剤で洗った後、UVカットクリアーで表面を
保護した後、お好みのメイクをお楽しみ下さい。 
 

 海猫追記
 あったら便利なもの
   
 彫刻刀丸刃
3mm幅
ユニベックスシート
800番(細目) 
 スポンジヤスリ
600番
パーツ内側のサポート痕は、彫刻刀丸刃で出っ張りを削り
ユニベックスシートで擦れば、構造物で凹凸の多い場所でも
フィットして滑らかに仕上げることができます。

ユニベックスシートはホームセンター等で購入できます。
 上の文中にある「スポンジヤスリ」。曲面にフィットして作業しやすいです。
 磁石が接着できない時
 まれに接着できない時があります。窪んだ小さな場所なので
IPAなどの成分が残っているのかもしれません。
未硬化の接着剤を綿棒などで拭き取り、ピンセットなどの
とがったもので、一皮むく感じで削ってください。
アルコールなどで拭くとなお良いです。
乾燥後、接着してください。