HGUCギラドーガ重装型

写真クリックでフォト蔵の元サイズの大きな写真が見れます。

「HGUCギラドーガ量産型」と「HGUCギラズール・アンジェロ専用機」のニコイチで作りました。
製作期間 2012年4月〜6月
感想
ギラドーガ大好き。ザクの後継機の中では一番好きな機体です。そんなギラドーガの重装型を見ちゃったら
もう、これは作るっきゃナイ!!と製作開始。実は量産型は、発売当時に購入済みだったんですが
改造が面白くてノリノリの時期で、肩アーマーのスパイクを挿げ替えたり、肩シールドのスパイクを
挿げ替えたりしていたら、T.1に「そりゃナイだろ〜!!!」とダメ出しくらって「マカ漬け」(モンハン)に。
今回、重装型を作るためバンダイからパーツ請求して再チャレンジとなりました。
下処理は殆どできていたので、2週間もあれば出品できるだろうと思っていたら、なかなかT.1の作業が
進まない。なんでかな〜?と作業部屋を覗いたら「若さゆえの過ちパーツ」と格闘し苦しんでいるT.1の姿が・・・。
T.2「お〜い。そこはパーツ請求して、ちゃんとしたのあるンだよ〜ん」 T.1「・・・絶句」(息絶え絶え)
過去に見たパーツをすっかり忘れて、必死で何とかしようとしていた可哀相なT.1でした(ゴメン)。
       
ギラドーガの魅力は細かく再現された様々なディティールにあり、塗り分けも頑張りました。
足首両側バーニアは内部バーニアを市販パーツに置き換えれば簡単なのですが、元形状が素晴らしいので
マスキングを駆使して塗り分け。足裏バーニアもマスキングを駆使して塗り分け等。全体の装甲裏も「ガンメタル」で
塗装してあるので、ディスプレイスタンド等でポージングする場合でも、「裏側見えてガッカリ」したりしません。
シールド内のシュツルムファウスト弾頭「赤」を取り巻くリング部を
「シルバー」に、グレネードランチャー弾頭部を「赤」に。
改修
「ランゲ・ブルーノ砲・改」はパテで「砲身カバー」を製作。
スコープにアクリルパーツ(底面に銀テープ貼)設置。
バックパックともに細かく塗り分けてから、タミヤのウェザリング
マスター等で全体を濃淡にウェザリング&エッジ強調し
金属らしい重厚感を演出。艶消し仕上げ。
   
モノアイに底面に銀を貼ったアクリルストーンを設置。光を拾って輝きます。
ユニコーンverの象徴「袖」は、アンジェロ機から移植しただけでなく
設定画と同じになるように手パーツ側に向けてパテで延長し
円を描くようなラインに整形。それに伴い紋章部分を彫刻しなおしました。
肩スパイク4本を延長し、鋭利に研磨。先端もシルバーに塗り分けて
メタルパーツの雰囲気に。(このほうがメタルパーツを使うより
全体の雰囲気に合わせた仕上がりになります)。
手装甲の丸モールドを開孔し、メタルボール挿入。
膝スラスターをディティールアップ・パーツに換装。
シールドの紋章は、溝で描出されていたものをパテで埋め、紋章のデカールと
ロゴを入れました。溝で描き分けるより一体感があって美しいと思ったので。
下処理
(地道な作業ですが、ここで頑張ることにより、玩具っぽさを払拭し、リアルな存在感を持つ仕上がりになります)
仮組み(ゲート処理)、製作イメージ後、塗装のため分解。必要な箇所を接着。
パーツを洗浄・乾燥後、サフチェック工程へ。
サフチェック用サーフェイサーを薄く吹き乾燥後、塗装のための下処理実施。
(パーツ表面に薄くグレーの塗膜を作り、研磨していくことで作業精度UP)
600番の耐水サンドペーパーで表面を水磨き。ヒケ(プラスチック成型時の窪み)取り。
パーティングライン(プラスチック成 型時の圧着痕)消し。
改修工程後、 1000番のサーフェイサーで本塗装。乾燥後、キズ等の支障が無いか
チェック・修正し、カラー塗装工程へ 。
塗装(メイン塗料は塗膜が丈夫なフィニッシャーズをエアブラシ。塗り分けにタミヤエナメルを筆塗り等)
本体・緑・淡及び濃部
フィニッシャーズを混色してグラデーションカラーを作り、黒をベースに立ち上げ塗装。

クロームシルバーをベースにタミヤエナメル「黒」をコートし、ふき取り仕上げ。
動力パイプ他
青金をベースにバーントシェンナー(タミヤエナメル混色オリジナル)でコーティングして煤を帯びた銅色に。黒でスミイレ。
バックパック・ランゲブルーノ砲・改
ベースを「メタルブラック」「ダークメタル」(6色を混色したオリジナル)で塗り、各所塗り分け。
ビーム・ソード・アックス・刃
ビスマスパール(パール表現の第一人者の、プロモデラー石川雅夫氏が開発した、 今までの模型用
パール塗料にはない、強い反射力を持ったパール)で塗装。光が当たると劇中のように輝きます。
デカール
ガンダム・デカール、コーション・デカール、知人作成のオリジナル・デカールを使用。
ディスプレイベース
重装型の雰囲気に合わせて、宇宙を漂う岩塊のイメージで作りました。