HGUCレズン・シュナイダー専用ギラ・ドーガ
改修塗装済み完成品(パール塗装)



HGUC レズン・シュナイダー専用ギラ・ドーガ 製作期間 2011年7月〜8月
感想
「ロンド・ベルは鈴をならしてりゃいいんだよ!」と、イナセなセリフが似合う、レズン・シュナイダー。女だてらに
ギラ・ドーガ隊を率い、「強化」に頼らず宇宙の戦場を駆け抜ける姿は素敵でした。もし、ユニコーンガンダムの
時代に彼女が生き延びていたら、孤軍奮闘するミネバの心強い支えとなったのにと残念でなりません。
  
蒼き雷光のように宇宙を駆けたその機体を「スジボリ堂のブルーパール」で塗りました。自動車用塗料だけあって
金属的な光沢と深い青色が美しいパールです。濃紺の部分も、その色味に合うように調色。フィニッシャーズの
「スーパーディープブルー」から白色を沈殿させて除去したものに、「ウルフブルー」、「クリアブラック」を混色し
「シルバーパールリキッド」を入れてパールカラーに。「シルバーパールリキッド」は混色した塗料をパールにしてくれる
優れモノ。パールの微粒子は色味を損なうことなく、透明感と強い光輝を纏った濃紺に仕上がりました。
スミイレは濃色の機体が際立つように、輝く銀の「クロームシルバー」で入れました。
高機動型の機体だけあって、全身に分布するバーニアが多くてカッコイイです。塗り分けが困難な足回り等も
マスキングを駆使して塗り分けました。「クロームシルバー」と「クリアレッド」に彩られ、宙を舞う後姿の艶やかさは絶品です。
改修
頭部アンテナをシャープに研磨。
モノアイはピンクのネイルストーンを使用。光を反射して輝きます。
フェイス・口部分の丸モールドを開孔し、メタルパーツを挿入。
肩アーマーのスパイクは延長し鋭利に研磨。
手甲部の丸モールドを開孔し、ゴールドのメタルボールを挿入。
 
ビームソード・アックスの刃は先端を鋭利に加工してから、「ビスマスパール」で塗装。
光が当たると本当のビームの如き煌きが楽しめます。
ビームライフルは上部センサー部を開口し、反射フィルムを貼っています。
下部センサーも開口し、ネイルストーンのオーロラ・クリアを嵌めこみました。底面が銀色なので光を拾って輝きます。
下処理
(地道な作業ですが、ここで頑張ることにより、蛍光灯が歪まないで塗面に映りこむ仕上がりになります。
グロス剤は使用せず、塗装だけで光沢をだしています。)
仮組み(ゲート処理)、製作イメージ後、塗装のため分解。必要な箇所を接着。パーツを洗浄・乾燥後、サフチェック工程へ。
サフチェック用サーフェイサーを薄く吹き乾燥後、塗装のための下処理実施。(パーツ表面に薄くグレーの
塗膜を作り、研磨していくことで作業精度UP)600番の耐水サンドペーパーで表面を水磨き。
ヒケ(プラスチック成型時の窪み)取り。パーティングライン(プラスチック成 型時の圧着痕)消し。
改修工程後、 1200番のサーフェイサーで本塗装。乾燥後、キズ等の支障が無いかチェック・修正し、カラー塗装工程へ 。
塗装・メインはエアブラシ。塗り分けに一部筆塗り
(M・Mr.カラー、F・フィニッシャーズ、O・T.T調色オリジナル、T・タミヤエナメル)
ボディ・青 スジボリ堂ブルーパール(粉)+クリア-(M)
下地*ピュアブラック(F)
ボディ
ビームソード・アックスの束・濃紺
スーパーディープブルー(F)+ウルフブルー(F)
+クリアブラック(O)+シルバーパールリキッド(F)
下地*ファインシルバー(F)
ボディ・スミイレ クロームシルバー(T)
装甲裏側、二重装甲部分及び
シュツルムファウスト塗り分け
メタルブラック・エナメルver(O)
バーニア類、四肢ピストンシャフト・銀
ビームソード・アックスの束・銀
クロームシルバー(F)
バーニア類・赤 クリアレッド(T)
四肢ピストンシャフト基部・銅 赤銅(O)
動力パイプ 青金(F) スミイレ*ブラック(T)
下地*ピュアブラック(F)
関節、武器・黒銀 メタルブラック(O)
ビームソード・アックス ビスマスパール(雲母堂)