塗装ブース




材料(塗装ブース)
ダンボール(空き箱)、キッチン汚れ防止シート(手持ちで足りなくなり追加購入)
換気扇(旧式から流用)、換気扇フィルター(旧式から流用)、蛍光灯(熱帯魚水槽のお古)
クリアフォルダー(B5)
工程(所要3時間)
T.1が製作した「塗装ブース」1号では手狭になったので、T.2が2号を製作しました。
ブースを置いている台もついでに製作。手持ちのベニヤ板をテレビ台と熱帯魚水槽台
転用のラックに渡すと長さはピッタリ。台間の段差約10cmは湯飲みの空き箱(木製)を
挟んで解消。板にはプラスチックフィルムをOPPテープ(透明梱包テープ)で貼り付け。
ダンボール箱は換気扇に合わせてカッターで切り、各所をOPPテープで固定。
換気扇を中に置き、排気ダクトを換気扇裏側にOPPテープで固定。フィルターは
換気扇の四隅にマジックテープを貼り、その上に貼り付けて使用。
排気ダクト(ダンボール製)はT.1が製作したものを流用。ダクトは二重サッシ内側に置き
排気が逆流しないようサッシフレームにダンボールで作った壁と隙間無いよう接着。
天井部に天窓を切り抜き、クリアフォルダーをOPPテープで固定。その上に蛍光灯を
直置き。内部にキッチン汚れ防止シート(アルミ)をサイズに合わせて切り貼る。完成。
感想
今まではT.1のデスク横に置かれ、使用する度に周辺のモノを片付けてから引っ張り
出していた塗装ブース。T.2も修行が実り「捨てサフ」まで出来るようになったので
T.1の製作専用スペースと塗装専用スペースに分けることになりました。
DIY歴が長いので、現場合わせで設計図面無しが得意。今回もイメージ通りに仕上がり
満足です。外面がダンボールのままだと味気無いので、お魚模様のキッチンシートを
貼りました。「なるべくお金かけない」がモットーなので、殆どが手持ちのものです。
換気扇はホームセンターで約3000円程でしたので、市販の塗装ブースは高価で
手が出ない人でも作りやすいと思います。Mr.カラー等、塗装の際の臭いは大変で
それが原因で家族内で肩身を狭くしながら作っているモデラーも多いとか。
お困りの方達に少しでも参考になれば幸いです。
OPPテープは透明で重ね貼りも出来るので重宝しています。幅広なのでダンボール
同士を固定するのもラク。紙断面に貼っておけば、うっかり手を切ることも防げます。
プラスチックフィルムはT.1が仕事(図面製作)で使用した余りで、貰い物です。
半透明な白なので、いろいろ便利に使っています。プラスチックなのでMr.カラーなどの
飛沫も、作業後に拭いて取ることが出来ます。
換気扇横置きですが、排気は上手くいっています。3時間位作業をぶっ続けでやると
さすがにシンナー臭くなってきますが、2時間程度なら空気環境は良好です。
T.2はマスクすると息苦しくなるので、マスク無しでの使用感です。タバコ等は吸わないので
臭いには敏感なほうですが、感じ方は個人差がありますので、その辺はご了承ください。
フィルターが目詰まりすると臭いが抜けにくくなるので、ケチらずマメに替えると良。
内面アルミ貼り&天窓+蛍光灯は、1号ブース時代に手元が暗くて見づらかったので
工夫してみました。とても明るいので細かいエッジやモールドも良く見えます。
塗装ブース上には「温・湿度計」を設置。塗装の仕上がりは空中の湿度に左右されるので
常にチェックしながら作業しています。必要に応じて除湿機スイッチ・オン!です。