HGティエレンタオツー改修塗装済完成品

HGティエレンタオツー (バンダイ)
製作期間 2008年8月〜2009年3月
感想
人革連側最高峰かつソーマ専用MSだったにも関わらず、殆ど活躍の場が無かったタオツー。
セカンドシーズンに入ってもセルゲイ最後の乗機として宇宙に散ってしまうなど、生い立ちの割には
華々しいイメージの無いMSでした。しかしそのデザインは秀逸で、独特の配色と相まってソーマ以外にも
虜になってしまった人は多いはずです。そんなタオツーをディティールアップしながら仕上げてみました。
夏のTAMIYA・RC東北大会が済んだらガンプラに専念するから〜と言っていたT.1。
専念しすぎてディティールアップが止まらず、ついにはT.2から「好きなだけ作っていていいよ。
ただし、ヤフオク用には別のMSを持ってくるからね!!」と宣言されてしまいました。途中いろいろと
ありましたが、ようやく半年以上の歳月をかけて、渾身のティエレンが完成しました。根っからの
ファースト・ガンダム信者のT.1にとっては、近年のMSのスリムさやメカっぽくないディティールが
とても嫌だったそうで、いかにもメカメカしいMSに仕上がっています。
 
組み立て
ゲート処理、継目消し、600〜800番のペーパーで表面処理、洗浄サフチェック
再度ペーパーがけ、1000番のサフで下地作り。
改修
全体的にスジ彫りとプラ材で面の情報量を上げて精密感を出してみました。
適所にメタルパーツも使用しています。
@頭部
モノアイは3箇所共ピンクのクリアパーツに置換え。裏が反射テープなので光を拾って綺麗に輝きます。
A上半身
スジ彫りやモールドの掘り込み、プラ材で装甲を追加。キュリオスのソードから乗務員をがっちり守ります。
30mmバルカンはメタルビーズに置き換え。アボジモーター増設。背面にもスラスターを増設。
B肩シールド
端部はプラ板で二重構造っぽくアレンジ。上面も形状を複雑にしました。スラスターにはフィンを増設。
C腰部
センサー部分は掘り込んで塗装した後、木工用ボンドでレンズを表現しています。固定用フック増設。
D脚部
太股部はスジ彫りでなだらかな曲面を強調。アクセントにメタルボールを埋め込み。
膝関節部はプラ板とディティールアップパーツで情報量を増やしています。
脛部分にはバランサーを4基づつ増設。足首も単調でしたのでプラ材で装甲を追加しています。
E長滑腔砲
銃口にメタルパーツを使用し、アクセントとしています。
塗装(G→GSIクレオス T→タミヤエナメル)
濃ピンク部:蛍光ピンク(G)+ホワイト
薄ピンク部:ホワイト(G)+蛍光ピンク(G)+蛍光イエロー
黄色部:蛍光イエロー(G)+ホワイト(G)
メタリックグレー部:T.Tオリジナル調色メタリックグレー。一部ガンメタル(T)
ホワイト部:ホワイト(G)+ブラック(G)少々
墨入れ:レッド(T)+セミグロスブラック(T)ジッポー用オイルでふき取り。
仕上げ
コーションデカールをマークセッターを用いて貼り、全体につや消しクリアーを吹いて
段差を目立たなくしています。
ディスプレイベース
白色のアクリル板にPカッターでスジ彫りし、細切りにした薄いプラ板を接着。
エアブラシでブルーイング風に塗装しました。ブルーイングについてはグフカスタム
ページに詳しく掲載しています。